- 「iPad事件」に学ぶ中国商標 属地主義とアップル側の課題
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皆さんは、「属地主義」という言葉はご存知でしょうか?
実は、国ごとで知的財産権の独自のルールを持っています。例えば、中国の商標権は、中国国内でしか使えません。もしも、ハイアールなど中国企業が、日本国内で、日本企業に対して、中国商標権で権利行使をしてきたら納得できませんよね。このため、知的財産権は、国ごとに独立していますし、基本的に国ごとに取得し、権利行使を行う必要があります。
さらに、商標法の観点からでは、中国は、中国大陸、台湾、マカオは、それぞれ別の国(領域)として扱 [...]
- 「iPad事件」に学ぶ中国商標 簡単に解説
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読者の皆さんから、中国商標について知りたいという要望がありましたので、今回から数回に分けて、中国商標について書いていきたいと思います。
自分自身、iPad,iPad2のユーザのため、この事件には、非常に興味を持っています。(来月発売されると噂されるiPad3も楽しみにしています。)
まず、今回の事件ですが、Kinbricks nowの「【iPad商標問題】「最初にあこぎな裏技使ったのはアップルだ!」中国企業、怒りの告発」という記事を参考にしますと、以下のような経緯をたどっていま [...]
- 中国知財ニュースを読む際に重要なこと 属地主義という原則
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皆さん。
こんにちは、プロシード国際特許商標事務所の鈴木康介です。
2011年は中国新幹線問題や、iPadの商標問題など様々な中国の知財の話題が、ニュースとして広まりました。これらの中国の知財の事件は、中国人のモラルの問題として語られるケースもありますが、単に日中間のルール(法律)の違いによる誤解のケースもあります。
知財の世界では、属地主義という原則があり、各国が自国のルールを自由に決めることになっています。
例えば、日本の知財のルールをサッカーのルールとして、中国の知財のルールをラ [...]
- 中国新幹線(高速鉄道)の特許問題で案外知られていないこと。
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最近、中国企業が、日本企業の新幹線の技術を特許申請(特許出願)したというニュースがありました。
日本の技術が盗まれた!と騒ぐ人もいらっしゃるようです。日本の技術が盗まれたかどうかをどうやってわかるのかが知りたいです。。。
<背景>
第1に、特許出願された内容は、一定期間公開されません。このため、出願人が明かさない限り、その内容は基本的に第三者にはわかりません。今回中国企業が新幹線(高速鉄道)関連の技術を特許出願したとしていますが、中国企業側から、情報を得て、日本企業が供給した技術と比 [...]
- ほんとに問題ないの? 知財/法務
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中国企業と取引しているときに、相手方に知財を含む法務系の話をすると、
「○○と知り合いですし、問題ないですよ。」とか、
「誰も守ってないですし、実務上は大丈夫ですよ。」とか、
「上有政策、下有対策、平気、平気」などと言ってくることが多いと思います。日本側も取引を成立したい場合や現地の情報をあまり知らない場合、相手企業の担当者の話をそのまま信じてしまうケースも多いと思います。
また、中国は、今まで多くの企業が被害に遭ってきている偽物大国ですし、人治主義なので、知財関係の法律が機能していない [...]
- 日中間のすれ違い
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中国企業が日本企業から製品を購入しようとしました。
中国企業は、日本製品に泡立ちの良さを求めていました。
しかし、日本企業からすれば、日本市場では泡立ち良い製品は時代遅れでした。
そこで、親切心から、中国企業に泡立ちが良い製品よりも、悪い製品のほうが良いと一所懸命に説明しました。ところが、中国企業からすれば、泡立ちが良い製品が顧客に売れるので、泡立ちが良い製品を購入したいのに、泡立ちが悪くて、高い値段の製品を進める日本企業に不信感を抱いたようです。
結局の所、粘り強くやりとりしてなんと [...]
- 中国のOEM工場と取引する場合の注意事項
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今日は、中国のOEM工場と取引する場合の注意事項の話です。
日本国内向けの商品でも商標はとった方が良いです。
仮に、日本で商標権を持っていても、中国でも商標権を取得した方がよいです。
なぜでしょうか。第1に商標権は、国ごとです。
日本で商標権を持っていても、中国では商標権を持っていることになりません。
中国では、中国での商標権がないと話になりません。第2に冒認出願(他人が勝手に商標を取ること)が多いからです。
普通、OEM工場に中国で商標をとらないように契約すると思います。
し [...] - 有田焼がなぜ中国で商標登録されたか。
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今日は、有田焼の話です。
有田焼は、佐賀県で作られる有名な焼き物で、日本人ならほとんどの人が知っています。
日本の業者が、有田焼を上海万博で販売しようとしたところ、中国ですでに商標登録されていたため、有田焼という商標で販売できなくなりました。
ひどいという声も上がっていますし、なぜ登録されたんだという疑問もあると思います。
中国の商標法では、「公知の外国地名は、商標とすることができない。(原文:公众知晓的外国地名,不得作为商标)」(第10条)という規定があります。
日本で公知というと [...]
- 高まる中国企業の知財意識
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先日、中国企業の社長さんにお会いしました。といっても大手企業ではなく従業員数が100名ほどの企業で、日本からシャケなどを輸入して、加工し健康食品や化粧品の原料として販売している会社です。
皆さんは、中国人の知財意識は低いと思っていませんか。確かに、町中で見る模倣品や海賊版を見ているとそう思われるのも仕方ないと思います。
しかし、一方で、中国は世界の工場としての側面もあり、P&Gやマイクロソフトなどの欧米の大企業と取引している企業も多くあります。ご存じのように、欧米企業は知財 [...]
- 森伊蔵が中国で冒認出願!
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大家,新年好。
プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。今日は、森伊蔵が中国で冒認出願の話です。
みなさんは、焼酎の森伊蔵はご存じでしょうか。
その森伊蔵が、中国で冒認出願されました。
以下、経緯です。
2007年11月7日:福岡県大牟田市の某社が中国に森伊蔵を商標出願
2008年3月10日:森伊蔵酒造が森伊蔵を商標出願
2009年12月17日:某社の商標が公告(3月17日までに)
公告後、3ヶ月以内に異議申立をしないと登録されてしまうので、現在異議申立手続を行 [...]

























