- 中国の成長力を取り込む 経営トップ自ら果敢に飛び込め
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中国ビジネスは本当に政治と不可分ですね!-最近ある日本人の方から、セミナーを依頼された時に伺った一言です。
たしかに、最近の重慶事件(または王立軍事件)を持ち出すまでもなく、中国の経済社会体制は、政治あるいは権力闘争に大きく揺さぶられてきました。けれども、これはなにも中国だけの話ではありませんね。
ビジネスも、エネルギーとか交通、金融といった社会インフラ関連-つまりはビッグビジネス-になればなるほど、一般製造業や中小小売業と比べれば、ずっとキナ臭くなるものです。政治とビジネスは [...]
- 中国進出にあたり、押さえておくべきこと 「孫子兵法風」に考察
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編集部の方から、このテーマで原稿を書かれたし、とご連絡をいただきました。ちょっとコラム一回分の分量ではとても収まりそうもない-ふだん、このテーマで二時間位お話をさせていただいておりますので-のですが、孫子兵法風に、考えてみました。
最初に、ひとつだけお断りしておきたいのは、あくまで「これから中国進出する中小企業の社長さんに向けて」というイメージだ、ということです。では、以下。
まずは、”己”を知る;
(1)自社の強みと弱みを明確に認識し、そのうえで「進出する目的」を経営ト [...]
- 国際ビジネスのキモ 「人脈」とはなにか 試される自身の人間力
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「国際ビジネスの要諦は義理と人情にあり!」-国際ビジネスとは、なんて言うと、普通それらしい横文字が格好良く出てきそうなのに、これじゃまるで浪花節です。
でもこれは、わたしが尊敬する人生とビジネスの大先輩-元大手機械メーカーの幹部で、世界中に強力な物流ネットワークを築き上げた方-が、先般久し振りにお目にかかった際におっしゃった言葉なのです。40年以上国際ビジネスの最前線に身を置かれ、関係国のエリート階層に深く浸透し、結果を出されてきた方です。酸いも甘いも経験し尽くされた先輩の言葉には、 [...]
- 「見えない中国」 華人華僑世界の魅力
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以前、高校生でも読める現代中国についての入門書を出したことがありますが、そのなかでとくに触れたかったのが「見えない中国」、つまり「国家体制としての中国」をはるかに超えた華人華僑世界についてのお話でした。
わたしたちは、「中国」というとまず最初に「中華人民共和国」という、巨大で、何十も「少数民族」を包含しながら、世界の大国として屹立するおとなりの国を思い浮かべます。この「国家」としての中国は、とにかく拡散すること、分裂することを極度におそれています。(チベットやウイグルでの民族問題、台 [...]
- 日中関係を牽引すべき「ミックス人材」
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わたしの親しい友人は、かつて中国人女性と結婚していました。二人はその後別々の道を歩むようになりましたが、かわいい一粒種のお子さんに恵まれました。
そのお子さんが、今年の春から日本の大学に通うことになったと聞きました。お子さんは完璧な日本語と完璧な普通語(中国標準語)と、完璧な上海語を話されるそうです。幼少期から上海で恵まれた教育を受けてきたため、英語もなかなかのものだそうです。
80年代から90年代にかけて、日本(人)に嫁いだ多くの中国人女性が産んだ子供たちが、そろそろ成人年齢 [...]
- 「良い通訳」と「悪い通訳」の見分け方 上手な「通訳の使い方」
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日中ビジネスと「通訳」(下)
前回は日中ビジネスの現場における「通訳」の重要性について、「中国人通訳におんぶに抱っこ」がいかに危険かという観点からお話しました。今日は一歩踏み込んで、「通訳」をどう使うかということを考えてみたいと思います。
まずは、良い通訳と悪い通訳の見分け方です。
一定の外国語運用能力、自国語表現能力をクリアしているという前提ですが、良い通訳とは、(1)文化的タブーという「地雷」をじょうずに取り除ける人で、(2)話者の話した内容が曖昧であったり、専門領域の問 [...]
- 通訳が明暗を分ける 中国人通訳におんぶに抱っこが危険な理由
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日中ビジネスと「通訳」(上)
あけましておめでとうございます。これは春節(旧正月)元旦のご挨拶です。本年もよろしくお願い致します。
今日は、「通訳」についてお話したいと思います。
通訳は、古来大変重要な役割を担ってきました。現代のように、国と国のコミュニケーションが重層的かつ多面的なものになるまでは、「通訳」の仕事が大きく国家や民族の運命を左右した時代がありました。(いえいえ、現代でもその役割の重要性には本質的な変化がないことでしょう)
通訳は、大きく分けると同時通訳の [...]
- 摩訶不思議な価格体系 ”中国市場の素顔”とは
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中国には、とても不思議な価格体系があります。特定の時代や土地での問題の<特殊化>を比較的嫌うわたしが「いまの中国には」と書かないのには、理由があります。
それは、わたしが留学生時代を過ごした1980年代前半の上海に、現在(いま)にも増して奇妙な価格体系というか、通貨政策があったからです。
当時、中国には二つの貨幣がありました。国内で普通に中国人が使う人民元と、海外からの輸入品を買ったり、外国人が中国国内で使用を義務付けられていた外貨兌換券(FEC)でした。外貨兌換券は、改革開放時代がまだよ [...]
- 多様性の前で謙虚に
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日頃、中国ビジネスのご相談をお受けしていると、さまざまな職種の方とお目にかかる機会がございます。
中国で現地法人をつくって商売を始めたいとか、自社のプロダクツを中国市場で販売したいといったお話が中心なのですが、ときには「同業者」というか、「中国」との橋渡しをしているが協業できないか、といったお話をいただくこともあります。
そういう場合、時折出くわすのは「中国案件なら各地と強力なパイプを持っているので、どんなお話でも繋げます」といった「万能型」というか、「全知全能型」の売込みです。
わたし [...]
- 巨象を引っ掻く-中国市場の行方とチャンス
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このたびコラムを執筆させていただくことになった薄田(すすきだ)雅人です。初訪中が1983年ですから、早いものでもうすぐ30年になります。いまだに忘れられないのは、飛行機が上海の虹橋空港に降りた時にパッと上がった赤い土煙です。時間の経つのはほんとうに早いものですね。
こう書き始めると、いかにも中国ビジネスのベテラン、酸いも甘いも経験し切った熟練の中国通、であるかのようですが、自分では、中国はこうである、中国はこうなる、なんてことは、あまりに恐れ多くて、とても言えたものではありません。
戦前、 [...]

























