中国の「こどもの日(児童節)」は親の財布のひもが緩みやすい 見逃せない端午節の習慣と販促イベント


 6月1日は、中国政府が2002年に「児童節」を定めて始まった、歴史的には新しい祝日です。

 特に祝日となるわけではないのですが、中国三大伝統の節句である旧暦の5月5日の「端午節(端午の節句)」と日付が近い(2017年は5/28~30)ので、「端午節」と「児童節」を合わせた熱い商戦が繰り広げられます。


具体的なこどもの日商戦とは?


 ショッピングモールやスーパーでは、特設おもちゃ売り場が設けられ、「いくら以上の購入で行楽地の割引券がもらえる」といった、販促イベントが行われています。日本のアニメキャラクターやプリキュア、戦隊ヒーローのおもちゃの人気があるので、この時期の販促は欠かせないでしょう。

 さらに、ショッピングモール前に巨大な滑り台を設置し、親子連れの集客を狙ったり、ファーストフード店でも人気ヒーローのおもちゃ付き児童節の特別セット販売にも力を入れています。

巨大滑り台

≪ショッピングモール前に巨大滑り台を設置して、集客を狙います≫


ケンタッキーのこどもの日特別セット販売

≪ケンタッキーのこどもの日特別セット販売≫


児童節キャンペーン

≪6/1児童節キャンペーン≫


スマホの販促キャンペーン

≪スマホの販促キャンペーンもしています≫



親たちの財布のひもがゆるむ理由


 中国では祖父母に子供を預け、父親母親ともに別の土地で出稼ぎをしている家庭が多いのですが、端午節など少しまとまった休みに実家に戻り、子供と過ごす親たちがいます。

 日頃なかなか会えない分、子供のためなら…と財布のひもが緩みやすく、この時期は特に子供関連商品の売り上げが上がるようです


見逃せない端午節の習慣


 端午節には粽子(ちまき)を食べるのが習慣なので、ちまきの販売も盛んになります。

 中秋節ほどではありませんが、豪華なパッケージに包まれた贈答用ちまきをお世話になっている人に贈ることもあります。この時期だけの贈答用特別パッケージは、多くの人を魅了しています。

粽販売

≪贈答用ちまき≫


 代表的なものとして、煮卵や塩漬けの卵を中に入れたちまきや、砂糖で煮た小豆などが入った甘いちまきなどがありますが、地方ごとにご当地ちまきがあり、バリエーションが豊富です。自宅でちまきを作る人もいますが、若い人たちは購入することも多いので、ちまきの販売も見逃せません。

 日本の子どもの日とは違った中国の「端午節」と「児童節」ですが、その習慣に合わせて販促キャンペーンを行うなら十分に収益が見込めることでしょう。(執筆者:桜井 まき)


桜井 まき

桜井 まき
http://www.chinabusiness-headline.com/author/msakurai/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター。これまで美容関連、グルメ記事や旅行関連記事など多岐にわたる記事のライティングまた、中国語翻訳に携わる。夫の仕事の関係で中国と日本を行き来する生活をはじめ、年に数か月主に中国の南方で生活している。女性ならではの視点で、今の中国を紹介する。

著書
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