中国のレッドブル(紅牛飲料)は日本のものとはかなり味が違います


 日本でも人気のレッドブルですが、中国での知名度も高く、人気があります。スーパーやコンビニエンスストアでも、どこでも見かけるエナジードリンクとして広く受け入れられています。

 ビタミン機能性飲料として、他の飲料より若干高めの値段設定ですが、他社の追随を許していません。

黄金のレッドブル

≪中国のキャッチコピーは「困了、累了喝紅牛(眠い、疲れた。レッドブルを飲もう!)」≫



金のレッドブル:中国で翼を授ける


 日本のレッドブルは、ブルーの185mlのミニサイズですが、中国のレッドブル(紅牛)は中国人好みの金色があります。

 初めて見たときは「またパクリか!」と思いましたが、れっきとした正規品。ブルーパッケージはタウリン強化型です。

レッドブル2種類

≪ブルーのレッドブルはタウリン強化型≫


タイが発祥


 元々はタイが発祥の清涼飲料水を元に作られ、オーストラリアの企業である「Red Bull GmbH」がリポビタンDを研究し、改良完成したものが「Red Bull」として販売されました。

 今では世界の160カ国以上で販売が拡大し、広く受け入れられています。

 なぜレッドブルは、これほどまでに世界で受け入れられているのでしょうか? 中国版レッドブルから、考察を深めてみたいと思います。


中国のレッドブル:その味は?


 中国で販売されている金色とブルーのパッケージの二種類のレッドブル。日本の味を想像して飲むと、驚かれる方が多いようです。

 金のレッドブルは無炭酸で、甘みが強めの栄養ドリンクという味わい。日本人は、レッドブルなのに無炭酸という衝撃を受ける人が多くいます。タウリン125mmが入っているので、ちょっと元気を出したい、栄養補給をしたい時にちょうどいいかもしれません。

 この金のパッケージはアジアでは広く浸透していて、シンガポールやミャンマーなどでも金色だそうです。

 ブルーのタウリン強化型には、タウリンが925mm入っていて、微炭酸タイプ。中国人はあまり炭酸を好まないので、コーラやペプシなどの他の炭酸飲料でも炭酸が弱めです。冷えた冷蔵のものではなく、常温で飲む人も多いです。

楽虎

≪レッドブルによく似た清涼飲料水(左)≫


加多宝

≪清涼飲料水ですが、味は漢方茶です≫



レッドブルが世界で受け入れられる秘密


 カフェインなど基本的な成分が同じでも、日本はミニボトルで炭酸が強めなのに対して、中国版レッドブルは無炭酸で甘みの強く、飲んだ印象がかなり違います。

 また、日本では清涼飲料水として販売されているので、アルギニンが含まれ、中国版に入っているタウリンは入っていません。

 土地に合わせて味わいやパッケージデザインを変え、成分を調整する柔軟性は、レッドブルが世界で受け入れられている要因といえるでしょう

 レッドブルは中国では1996年に販売が開始され、2008年に日本でも販売が開始されました。中国で親しまれているレッドブルの人気が強いですが、まだまだ中国の機能性飲料市場は発展途上。進出する余地は十分にあると言えるでしょう。(執筆者:桜井 まき)


桜井 まき

桜井 まき
http://www.chinabusiness-headline.com/author/msakurai/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター。これまで美容関連、グルメ記事や旅行関連記事など多岐にわたる記事のライティングまた、中国語翻訳に携わる。夫の仕事の関係で中国と日本を行き来する生活をはじめ、年に数か月主に中国の南方で生活している。女性ならではの視点で、今の中国を紹介する。

著書
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