中国取引で注意したい、春節休暇を乗り切るポイント


 中国と商取引がある場合、大型連休はさまざまな業務に影響を及ぼすので、旧正月を踏まえた業務スケジュールを組むことが欠かせません。今回は中国関連会社と取引があるならぜひ注意したい、旧正月期間を円滑に乗り越えるポイントを取り上げたいと思います。


春節休暇を乗り切るポイント


 日本のお正月よりも連休が長い中国の春節(旧正月)休み。2017年の今年は1月27日から2月2日までの7日間が公式の祝日とされています。1月22日(日)と2月4日(土)は振替出勤となります。毎年日付が変わるので、国務院から毎年春節(旧正月)の正式な発表があり、それに基づいてカレンダーが決まります。

会社ごとに異なる休暇の長さ


 実際に、中国企業の旧正月休暇の長さはどれくらいでしょうか?

 調べてみたところ、会社ごとに休暇の長さにかなりの違いがあります。4日間だけのところもあれば、2週間あるいは(学校の冬休みと同様)最長で一カ月程度というところもあります。

 大抵はカレンダー通りの1週間前後のところが多いようですが、実家が遠方の従業員にとって1週間では足りません。農村部から出稼ぎに来ているので、往復のバスや電車移動で1~4日間、帰省に時間が取られるからです。

 そのため、この期間の休暇申請が増えたり、休暇がもらえないと退職してしまうこともあります。こうした大幅な労働力減少の可能性も踏まえて、人事や業務スケジュールを組む必要があるでしょう。


≪春節休暇中、仕事を忘れて多くの人が旅行に行きます。≫



≪新幹線:春節休暇中多くの人が実家に帰省します。≫


取引先や運送会社にも注意


 また、中国と取引している場合注意したい点ですが、関係している取引先や運送会社が旧正月の数日前から早めに休暇に入り、業務が全く進まないというケースが発生しています。

 旧正月前の駆け込み発送で税関が混み合い、物品の日本到着に遅れが出てしまうということもあります。この場合、旧正月の数週間前から準備をしておくことがポイントになるかもしれません。

 さらに、旧正月休暇期間中は、担当者と一切連絡が取れなくなることが多いです。日本では正月休みに関わりなく、メールなど最低限度の連絡が取るよう努力がなされますが、中国ではそうではありません。2週間などの長期にわたって中国関連業務が停止したり、ひどい時は旧正月明けに担当者が退職していたということもあり得ます

 旧正月前の円滑なコミュニケーションで情報を得ておくなら、様々なトラブルを未然に防ぐポイントと言えるかもしれません。(執筆者:桜井まき)


桜井 まき

桜井 まき
http://www.chinabusiness-headline.com/author/msakurai/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター。これまで美容関連、グルメ記事や旅行関連記事など多岐にわたる記事のライティングまた、中国語翻訳に携わる。夫の仕事の関係で中国と日本を行き来する生活をはじめ、年に数か月主に中国の南方で生活している。女性ならではの視点で、今の中国を紹介する。

著書


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