日本の常識は中国の非常識 中国では牛乳は常温が常識?


 日本では当たり前と思われているものが、海外ではそうではないことがよくあるものです。

 代表的な習慣の違いとして「ハンカチやタオルで汗をぬぐうこと」や「ティッシュで鼻をかむこと」があげられるかもしれません。

 日本人は鼻をかむので、柔らかい素材のティッシュが好まれます。日本では当たり前のおしゃれなハンカチがあまり販売されていないので、お土産などに持っていくと喜ばれることもあります。中国人の場合、ティッシュは鼻をかむというよりも、汗を拭いたり口を拭ったりと、ハンカチの用途の目的で使われています。

 以前、スポーツで汗をかいた時に、タオルやハンカチで汗をぬぐう度に中国人に驚かれました。彼らは「本当に日本人は汗をタオルで拭うんだね。漫画と同じだ!」と言っていました。

 それで、中国のティッシュは、しっかりとした素材の破れにくい素材のものが多く、パッケージも丈夫なことをアピールするほどです。当然のことですが、このティッシュで鼻をかみつづけると肌が荒れてしまいます。小さな点かもしれませんが、習慣の違いが商品の質の違いに表れると言えるでしょう。

 さらに、中国人は体を冷やすので、基本的に冷たいものを好みません。日本で冷蔵が当たり前の牛乳は、常温のものが多いです。常温の牛乳がスーパーで山積みにされ、販売されています。保存料入りのものもありますが、完全密封包装されているものは常温でも保存可能だそうです。また、砂糖入りだったり、カルシウムを加えてあるなど、健康面を重視した調整牛乳も人気があり、種類が豊富です。

スーパーで常温で牛乳が販売されています

≪スーパーで常温で牛乳が販売されています≫


常温の牛乳をケースがいしていく人が多いです

≪常温の牛乳をケースがいしていく人が多いです≫


 冷蔵ケースで冷蔵の牛乳もありますが、常温の方が圧倒的な品数の多さを誇っています。常温の牛乳を初めて見た時は驚きましたが、冷たいものは体に取り入れたくないという中国人の考えを象徴する商品とも感じました。

 また、日本では1リットルのファミリーサイズが主流ですが、中国の牛乳は200mlや250ml程度の飲みきりサイズが人気です。1箱15本程度のケース売りで販売されています。こうした文化の違いは、商品の用途にも関わってきます。中国人の生活習慣に密着した商品開発を目指すことが必要かもしれません。

200mlパック15本入りです

≪200mlパック15本入りです≫


桜井 まき

桜井 まき
http://www.chinabusiness-headline.com/author/msakurai/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター。これまで美容関連、グルメ記事や旅行関連記事など多岐にわたる記事のライティングまた、中国語翻訳に携わる。夫の仕事の関係で中国と日本を行き来する生活をはじめ、年に数か月主に中国の南方で生活している。女性ならではの視点で、今の中国を紹介する。

著書
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