中国の寝台列車で快適に過ごすコツ


寝台列車 外観

≪寝台列車 外観≫


 飛行機や新幹線の路線本数も増えてきましたが、出張で中国の寝台列車に乗る機会があるかもしれません。座席と寝台に種類があり、上手に選ぶことで長距離を少しでも快適に過ごすことが可能です。今回はいくつかのコツをお伝えしたいと思います。

 「硬座車」は4人掛けと6人掛けのボックス席です。2段ベットが向かい合わせになっている4人用の個室の「軟臥車」は、ドアで仕切られているので、プライベートをある程度保つことができます。また、「座席なし」というチケットもあります。

四人ベットずつドアで仕切られた個室タイプの軟臥車。ある程度のプライバシーが保てます

≪四人ベットずつドアで仕切られた個室タイプの軟臥車。ある程度のプライバシーが保てます≫


 「硬臥車」は三段ベットが並んでいて、窓際の通路に折り畳み式の椅子が設けられています。3段になっている分それぞれのベットの間隔が狭いのですが、安価なので人気があります。三段ベットの一番上段は特に狭いので、頭が天井にぶつかることもあり、注意が必要です。エアコンの風が直接あたることもありますし、はしごで上り下りするのが面倒かもしれません。

硬臥車は三段ベットでドアの仕切りはありません

≪硬臥車は三段ベットでドアの仕切りはありません≫


 中段、上段のベットでは間隔が狭いので、横になれても座って過ごすには狭いです。座って過ごしたい時には通路の折り畳みの椅子に座るか、一番下の段のベットに腰かけて過ごさなければなりません。また、折り畳みの席は通路なので人通りがあり、落ち着けません。

窓際の通路には折り畳み式の椅子があり、自由に座ることが可能です

≪窓際の通路には折り畳み式の椅子があり、自由に座ることが可能です≫


 こうした点を考えると「軟臥車」、「硬臥車」とも一番下のベットが快適かもしれません。寝台車は基本的にベットで長時間過ごさなければなりませんが、横になるだけでなく座って過ごしたい時にもベットに座ってゆっくりくつろげます。ベット下に入れた荷物もしっかり監視することも可能です。

 もし二人以上で利用するなら、向かい合わせに一番下のベットを予約すれば、他の人に気兼ねなく過ごすことができます。

 また、もし中国の寝台列車の利用が初めてなら、「軟臥車」がおすすめです。2段ベッドが向かい合わせになった4人用個室なので、ある程度のプライベートが保てます。「硬臥車」と比べて、ベットも少し広めで柔らかなのもうれしいところ。利用者が少ない分、トイレも比較的きれいです。

テーブルの下にはゴミ箱もあります

≪テーブルの下にはゴミ箱もあります≫


ベットとベットの間にテーブルがあり、食事などここですることができます

≪ベットとベットの間にテーブルがあり、食事などここですることができます≫


食事の時間帯に車内販売があります。ほかにもフルーツや飲み物も購入可能です

≪食事の時間帯に車内販売があります。ほかにもフルーツや飲み物も購入可能です≫


中段、上段の乗客が一番下のベット座って過ごすこともあります

≪中段、上段の乗客が一番下のベット座って過ごすこともあります≫


 寝台列車は中国の国内を何千キロも走るので、数時間から最長で約68時間というかなりの時間を走行します。新幹線も飛行機もありますが、安価なので一般の人に人気があり、中国人の生活になくてはならないものとなっています。寝台列車は、飛行機や新幹線とは違う中国の旅を味わえるよい機会になるかもしれません。


桜井 まき

桜井 まき
http://www.chinabusiness-headline.com/author/msakurai/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター。これまで美容関連、グルメ記事や旅行関連記事など多岐にわたる記事のライティングまた、中国語翻訳に携わる。夫の仕事の関係で中国と日本を行き来する生活をはじめ、年に数か月主に中国の南方で生活している。女性ならではの視点で、今の中国を紹介する。

著書


Facebookページにご参加ください


更新情報やランキング情報、その他facebookページでしか配信されない情報も届きます。下記より「いいね」を押して参加ください。




中国ビジネスヘッドラインの購読にはRSSとtwitterが便利です


中国ビジネスヘッドラインの更新情報はRSSとtwitterでもお届けしています。
フォローして最新情報を見逃さないようにしてください。


 RSSリーダーで購読する   

メルマガ登録