便利な中国の宅配便システム〜続編


 中国の田舎に住む筆者にとって、安く色々選べるネットショッピングは必需品です。それに関して以前、「日本と大きく違う宅配便システム」と題してこちらの宅急便事情を紹介しました。そこでは「宅配」ではなく「営業所に取りに行く」スタイルでしたが、小さな町でしたので別に不便は感じませんでした。

 さて、筆者は最近隣のちょっと大きな町に引っ越したのですが、ここは少し進んでいて宅配システムを採用しています。ところがこれがまたいない時に限って「荷物がついたよー」と電話が来て、その場で再配達の相談をしなければならず、それはそれで面倒くさく、「やはりこちらが取りに行くシステムが便利だなー」と感じるこの頃です。

 さてそんなある日、地元の友達と宅配便の話していると、「ウチのマンションには宅配BOXがあるから便利だよ」と言われました。なんでも電話が来た時に「じゃあBOXに入れといて」と一言いえばOKなんだとか。

 ……という訳で早速使ってみました「宅配BOX」、友達に頼んでその住所に荷物が着くように手配しました。

 タオバオの商品発送追跡機能で「そろそろかなー」と思っていたら電話が来て、「じゃあBOXに入れといて」、「OK!」…しばらくして預け入れた旨を通知するメールとパスワードが送信されてきてあっけなく終わりました。後は都合のいい時に取りに行くだけです。

 友人の住むマンションに取りに行くと、入口近くにロッカーのようなものが設置されていました。

宅配ボックス、大小の扉と中央に操作盤

≪宅配ボックス、大小の扉と中央に操作盤≫


 今まで何度も行っていたのに気づきませんでした。中央には操作パネルがあり、「受け取り」のボタンを押し、メールで受け取ったパスワードを入力すると、BOXが開いて無事荷物を受け取ることが出来ました。ちなみにこのBOXを使って発送もできるようです。

タッチパネル操作盤、中央の赤いボタンが「受け取り」

≪タッチパネル操作盤、中央の赤いボタンが「受け取り」≫


 「なんて便利なんだ!」と感動して記事にした後調べてみたら、日本にもあるんですね、宅配ボックス…生まれも育ちも(ついでに中国暮らしも)田舎ばかりの筆者には新鮮な経験でした。

 それはそうとこの宅配ボックス、本来ならそのマンションの住人のためのものですよね。日本なら部外者は利用できないよう厳しく管理されそうです。ここではこのボックスのことが知られたら、借用する人が次々と現れてパンク状態になりそうです。

 まあそれはそれ、今のところ、「到时再说」(「その時にまた考えましょう」という意味)というおおらかな大陸の気風に甘え、しっかり借用させてもらっています。(次日本に帰ったらちゃんと日本風に順応できるか心配です。)(執筆者:高山 翔)


高山 翔

高山 翔
http://www.chinabusiness-headline.com/author/stakayama/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター
日本から中国大陸へ渡り、現在福建省福州市郊外(バスで2時間)の田舎住まい。都市部での日本語教師を経て、あまりにも愛すべき中国の田舎に魅了され、中国の田舎の魅力をPRするライターを目指す。

著書


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