中国人はなぜ声が大きいの?


 「中国人」というと「よく人を呼んで騒ぐ」、「声が大きい」など何かと賑やかなイメージがありますよね。日本ではそれが原因のトラブルも起こるようです。確かに彼らは賑やかなことが大好きです。今日はそんな賑やか大好きな彼らの背景を少しご紹介したいと思います。



広大な土地


 彼らの賑やか好きな背景の一つは「広大な土地」に起因しているのではないか、と筆者は睨んでいます。

 実際に行ってみるとよくわかりますが、大陸はとてつもなく広いです。その影響もあってか中国は家も畑も広くて大きい! ちなみに写真のらせん階段は個人の家で、台所が1階、個人の部屋は4階と5階にあります。ここの奥さんは毎回「ご飯よー!」と上に向かって叫んでいます。そんなところで生活していると、おのずと大声にならざるを得ませんよね。


≪個人の家の5回まで続くらせん階段≫


 狭い土地にひしめき合って暮らすしかなかった日本人は大声を出す必要もなく、おのずと他人に迷惑がかからないような文化が育ったのに対し、大陸はその広さゆえ、大声でないとコミュニケーションが取れなかったのではないか、少々大きな音を立ててもそこまで問題にならなかったのではないか、個人的にはそんな風に分析しています。


≪新幹線駅の待合所、さらに6倍ほどあります。≫



大きな音=賑やかなこと


 とにかく彼らは少々の音は気にしません。「大きな音=賑やかなこと」が大好きなんです。

 例えば「爆竹」。春節時期の花火や爆竹は有名だと思いますが、これは何もこの時期に限ったことではなく、結婚等の祝い事、葬式、年忌などなど、とにかく普段から何かあるたびに爆竹や花火がなります。突然近くで始まるので、慣れていない私などはその度にビックリして心臓が縮む思いがするのですが、彼らは動じる風もなくニヤッとして「好听」(いい音だ)なんて言ってます。とにかく「音の大きさに対する耐性が違いすぎる」というのが中国に渡った今の感想です。

 次に「食事」。家族・親族間のつながりが強い中国では、大勢で食事をする機会が多くあります。そこに賑やか好きな気質も手伝って「せっかくならおいしく、楽しくなくちゃ」的なノリで次々と人を呼んで賑やかに楽しむのが習慣です。

 もともと声は大きいのですが、楽しい場になるとますます大きくなります。日本人とはもう体の構造からして違いますから、どんな子どもでも年寄りでも、それはそれは大きくて太い声が出せます。まあ日本でそれをやられたら絶対トラブルになるだろうなあ、と思うわけです。



 もちろん悪気があるわけではなく、ただ文化と背景(そして体の造り)が違うだけです。そして、日本人にとって大声や音は迷惑なのだ、ということを全く知らない(あるいは気付いていない)だけなんだと思います。

 その辺り、ご理解いただけると嬉しいです。逆に友達になって、そんな彼らの懐に飛び込んでみて下さい。賑やか大好きな彼らのこと、喜んで迎えてくれること請け合いです。そして日本の習慣について親切に教えてあげて下さい。絶対に分かってもらえると思いますよ。(執筆者:高山 翔)


高山 翔

高山 翔
http://www.chinabusiness-headline.com/author/stakayama/

中国ビジネスヘッドライン 編集部ライター
日本から中国大陸へ渡り、現在福建省福州市郊外(バスで2時間)の田舎住まい。都市部での日本語教師を経て、あまりにも愛すべき中国の田舎に魅了され、中国の田舎の魅力をPRするライターを目指す。

著書
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