中国版Vine 微視(ウェイシー)が1日に1億回再生される理由


 Twitter社が2013年1月にリリースしたアプリ「Vine」は、6秒間のショートムービーを気軽に作れることがウケ、面白い動画を撮り合ったりシェアしたりと、欧米や日本でも人気が高まっている。その中国版とも言えるアプリが微視(ウェイシー・WeShow)だ

 中国ではTwitterが規制されており、見ることが出来ない。そこで、中国No.1チャットツール「QQ」を提供するテンセント社が2013年9月に「ウェイシー」をリリース。このウェイシーは8秒間までの動画が撮れるようにし、中国国内のユーザー数を伸ばしている。

 ウェイシーもVineと同じく画面をタップするだけで動画の撮影が可能で、短い動画をつなげてムービーを作ることが出来る。これらにスタンプや音楽をつけてアップロードし、中国ではTwitterの代わりに、QQや微博(ウェイボー)、微信(ウェイシン・WeChat)でシェアすることが出来るようになっている。

 中国では、日本ほど自分を出すことに抵抗がないため、ウェイボーでも自撮り写真が多くアップされ、ウェイシンでも音声でのコミュニケーションが多くなっている。これがウェイシーの普及にも一役買っているとも言えるだろう。

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≪画面をタップするだけで簡単に動画撮影とムービー製作が出来るウェイシー(微視)≫


 そして、ウェイボーやウェイシンと同じように、芸能人のアカウントも続々開設され始めている。有名女優のファン・ビンビン(范冰冰)のアカウントでは570万人がフォローしている他、ウェイボーで約1500万フォロワーを抱える蒼井そらもアカウントを開設。

 ウェイボーではテキスト中心のコミュニケーションだったのが、ウェイシンでは音声でのコミュニケーションとなり、そしてウェイシーで動画でのコミュニケーションへと移行していきていると言える。

 こうして、ウェイシーはユーザー数を増やし、2014年の旧正月期間には1日当たりの動画再生回数が1億回を突破。バレンタインデーには1.6億回を超えたと発表している。ウェイシー上の動画の数も100万本を突破しており、日本でも企業によるユーチューバーの活用も増えている。今後のSNSの隆盛や、企業の活用法にも注目が集まる。(執筆者:山本 達郎)

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≪芸能人アカウントも続々開設されユーザーも急増 コミュニケーションは文字、音声から動画へ≫


山本 達郎

山本 達郎
http://www.logras.jp/

北京龍楽広告有限公司(北京ログラス) 総経理/CEO
1980年生まれ 慶應義塾大学法学部卒業。在学中に「ログラル個人指導塾」を立ち上げ、3年間経営を行い売却。大学卒業後、中国 北京語言大学にて中国語を学び、アメリカ カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)でPre-MBAコースを修了し、帰国。2006年4月に、中国で北京龍楽広告有限公司(北京ログラス)を設立。2011年1月、アエラの「中国に勝った日本人100人」に選ばれる。2013年1月に日本でも法人を設立。
著書に『中国巨大ECサイト・タオバオの正体』(2010年6月)、『中国版ツイッター ウェイボーを攻略せよ!』(2012年4月)共にワニブックス出版がある。
■事業内容:SEM、中国EC事業、ウェイボー、WEB制作等インターネット広告
http://facebook.com/tatsuoyamamoto93
http://weibo.com/shanbendalang
http://www.lograr.net/(日本法人HP)

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