人人網の「人人イベント」活用術 コンタクトのシード社の事例


幅広い業界で活用される「人人イベント」


  今回のコラムでは短期間で効果を生む「人人イベント」の事例についてお話させていただきたいと思います。株式会社シードはジャスダック上場している日本のコンタクトレンズメーカーで、アジア市場にも積極的に進出しています。

  中国向けのWebマーケティング戦略の一環として、今年の5月10日に人人網で公式ページをリリースしました。中国現地で実在するファンを集めて、潜在的な顧客へと育てていくことが目的です。今回はリリース後1ヶ月が経ったタイミングで、通常の人人網ターゲティング広告の投入による効果+αを求めて「人人イベント」を行うことにしました。

  「人人イベント」は旅行、EC、小売メーカー、教育機構など幅広い業界の企業に利用され、日本・日系企業では最近DHC中国が繰り返し利用しています。




「人人イベント」の仕組み


  「人人イベント」の仕組みを簡単に紹介させていただきます。

  まず、主催者(企業)はイベントテーマや期間、賞品、参加条件と言った基本項目を決めて、ユーザーの参加を募ります。イベント期間の開始と終了、当選者の抽選作業や当選連絡、再抽選などイベントに係る一切の作業はすべて人人網のシステムで処理されますので、企業担当者にとっては負担が少なくて済む仕組みになっています。

  次に、ユーザー(個人)側からみると「人人イベント」のトップページから、または検索機能を使って興味のあるイベントを見つけ、「参加」ボタンを押して自身のコメントか写真を投稿した後、最後に自分の友達(指定された人数分)にイベントをシェア。これで参加手続き完了です。




シード社の人人イベント活用事例


  シード社の場合、主力商品のカラーコンタクトレンズ1人分、ノートやフェスタオルなどのノベルティセット10人分を賞品として用意し、6月3日から16日の2週間で結果、740人がイベントに参加しました。

  このイベントでは参加者は必ず3人の自分の友達にイベントをシェアするという条件が設定されていたので、合計2,220人の口コミが発生したことになります。

  さらに、イベント参加者はイベント参加手続きにおいて各々計2回(「参加」ボタンを押す時点が1回目、3名の友達にシェアする時点が2回目)にわたって自分の友達にニュースフィードを流すことになり、人人網ユーザー1人あたりの平均友達数=現在190人から考えれば、ニュースフィード効果により約30万の宣伝効果(PV)が生まれます。

  また、今回の賞品の用意にかかった費用から考えれば、約1万円の費用で740人のファンを得たことになり、ファン1人の獲得コストは13円。人人網のユーザー価値(※)が1人あたり約3,000円というデータも考慮するとその絶大な効果が明らかになります。

※ここで人人網のユーザー価値とは、企業の公式ページのファン登録中の顧客とこれに該当しない一般顧客を比べたときの購買金額の差分を言います。(ニールセン社が2011年7月に「人人網のユーザー価値」に関する調査報告の日用消費財部分の中で発表。)

  以上、簡単ではありますが、いかがでしょうか。ミニブログと異なり、確かに実在する人人網ユーザーを短期間で効果的に集客する事例をご紹介しました。


魯 沛明

魯 沛明
http://www.webstaff.jp/renren

ウェブスタッフ株式会社
在日中国人を対象としたコミュニティーサイトでは最大となる「小春網(旧小春日本留学)」(会員数43万)のシニア管理者。複数の中国人向けコミュニティーサイトや訪日外国人向け多言語サイトを構築・運営し、Webマーケティングの専門家として日中ビジネスのブリッジ役を担っている。

【寄稿者にメッセージを送る】

著書


Facebookページにご参加ください


更新情報やランキング情報、その他facebookページでしか配信されない情報も届きます。下記より「いいね」を押して参加ください。




中国ビジネスヘッドラインの購読にはRSSとtwitterが便利です


中国ビジネスヘッドラインの更新情報はRSSとtwitterでもお届けしています。
フォローして最新情報を見逃さないようにしてください。


 RSSリーダーで購読する   

メルマガ登録