日本が天猫・タオバオでトップ独占の分野を発見!その業界とは?


  上海TU久能です。今回も「データでみる天猫・タオバオ」と題して、天猫・タオバオの商品カテゴリ別の市場データを見ていきましょう。

  今回は「カメラ・ビデオカメラ」の分野を選びました。日本が強いと思われている分野ですが実際、どれだけ強いのか?韓国や中国などのメーカーに追い上げられてはいないのか?などが分かっていただける記事です。

デジカメ デジカメ


中国人はカメラ好き!”約96億円/月”市場


カメラ・ビデオカメラ販売額

※データは2013年5月の一ヶ月間。Tmall天猫・タオバオの過去の販売データ(公開データ)を弊社独自のツールや市販のツールで抽出し、加工・編集したものです

  カメラ・ビデオカメラの市場は全体で月6億元(約96億円)の市場です。デジタル一眼レフ・デジタルカメラのシェアが大きくいずれも2.1億元ほど、その二つの合計で約70%を占めています。デジタル一眼レフのレンズも約8000万元の市場と、なかなかのもの。

  中国人はカメラ好きといわれ、街を歩いていても一眼レフを持ち歩いている人が結構いるな~という感覚がありますが、それが裏付けられたといえるでしょう。


「デジカメ」「一眼レフ」分野 日本勢の人気は?


  次に、サブカテゴリごとのブランドランキングを見てみましょう。

タオバオ、デジカメTOP20


  じつに20ブランド中、9ブランドが日本ブランドです。強い印象のあったサムスンは4位に食い込んでいます。

  次に、デジタル一眼レフを見てみましょう。

タオバオ、デジタル一眼レフTOP20


  5ブランドしか登録がなく、うち4ブランドが日本メーカーです。ひょっとしたら、カメラ好きの方にとっては常識だったのかな?と思いますが、そうでない(私のような)人には、「やっぱり日本が圧倒的に強い分野がまだまだあるんだ!」と嬉しくなるのではないでしょうか。


  いかがだったでしょうか?デジカメなどのデジタル製品はサムスンなど韓国勢や、安価な中国ローカルのメーカーに押されつつある、というようなイメージがあるかも知れませんが、タオバオ・天猫では日本勢が圧倒的なシェアを誇っていることが分かりました。


旗艦店の有無が売上に影響


  また、ちょっと調べてみたら、日系メーカーはほとんどが天猫に旗艦店をもっていました(一部、代理商に委託した専売店の形態もありました。旗艦店・専売店などの天猫出店の形態については「Tmall(タオバオモール)出店形態の正しい選び方とテクニック」を参照してください)。

  旗艦店の有無が天猫・タオバオ全体での売上に影響を与えていることは想像に難くありません。この現象はデジタルカメラ業界に限らず、どの業界にも言えることです。中国のEコマース業界での売上を伸ばしたい企業さんは、旗艦店の出店を検討されてはいかがでしょうか。


久能 克也

久能 克也
http://taobaomall-tubc.com/

上海TU(上海斉優商務諮詢有限公司) パートナー
神奈川県横浜市出身  東京外国語大学卒 上海在住暦7年
中国ECで「実証済み」のノウハウを日本企業に提供することがミッション。現在までに100社近くの日本企業のTmall天猫・タオバオ出店をサポートし、2012年末までに累計4.8億円の日本商品を中国で販売。2013年は2億円以上を販売する計画である。中堅・中小企業がTmall天猫からスタートし、中国内販を成功させていくサポートを得意とする。。2009年の日本郵便会社『海外販路拡大セミナー』をはじめ、中国銀行・香川県などで講師経験多数。2011年、JETRO(日本貿易振興機構) 『アジアキャラバン』ネット通販部門を受託。Tmall天猫本社とはパートナー関係(タオバオパートナー/TP)を結んでいる。
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著書


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