ウェイボー(微博)は中国での販売に使えるか?検証してみた(下)


販売に寄与するWeiboの分岐点または転換点とは?


  前回、「ウェイボー(微博)は中国での販売に使えるか?検証してみた(上)」という内容に関して、検証結果を基に情報公開させて頂きました。

  今回は、前回の説明で、Weiboには分岐点または転換点があり、これを越えることにより情報発信力や販売に寄与してくる。と説明いたしましたが、それは….

  どのようにしてわかるのか?
  フォロワー数なのか?
  それとも何か指標があるのか?

  ということに関してお話をします。


1)分岐点を越えると転送数が1万人を超えることも


  一旦、分岐点または転換点を越えたWeiboサイトでは、Weiboイベントに頼らずとも発信する情報の内容次第では、転送数が1万人を超えることも可能です。

  自社運営のWeibo例:下記は転送数1万5千人を越えた例です。画像下の「转发(転送)」という部分が15,000人を超えているのがおわかり頂けると思います。(実際のWeiboサイトはこちらを参照願います)



  前回ご説明したWeiboサイトのフォロワー数は24万人で、分岐点または転換点を越えたと説明しました。自社運営のフォロワー数は、約12万人ですが、こちらも分岐点または転換点を越えていると判断しています。フォロワー数の数が、分岐点または転換点になるとは一概には言えないようです。

  では、何をもって、分岐点または転換点を越えていると判断しているのか?

  以下の説明は、私の個人的な自論ですので参考程度に読んでください。


2)分岐点または転換点を越える時、「決まった現象」が発生する。


  下図1は分岐点または転換点を越えていないWeiboイベントの転送経路をグラフ化したものです。

【図1】


  下図2は、分岐点または転換点を越えているWeiboイベントの転送経路をグラフ化したものです。

【図2】


  図1と図2を比較すると、図2のほうが放射線状に何段階もつながって遠くまで情報が伝達されているのがわかると思います。

  また、下の図3は、Weibo分岐点または転換点を越えているサイトで日常投稿した際の転送経路図です。

【図3】


  つまり、情報転送経路が放射状に伸びる=口コミが発生していると判断し、Weiboの分岐点または転換点を越える際の指標としています。

  Weiboの分岐点または転換点=口コミ発生

  口コミが発生すれば、当然、転送数やコメント数も上がるし販売に寄与するのも、あたりまえと言えばあたりまえのことです。

  今までは、検証を繰り返しこのような現象を捉えた例がなかった為に、漠然とWeiboは販売に寄与しない、Weiboイベントは無意味だと結論づけられたのではないでしょうか? 非常に残念なことです。

  Weiboを運営する人の能力が問題であって、Weibo自体は、今も昔も、大変優れた有効な宣伝媒体であることは間違いありません。

  最後に、今回の検証で利用したWeiboの転送経路を可視化できるサイトのURLをご案内いたします。自社のWeiboが分岐点または転換点を越えているのか? 口コミが発生しているのか?簡単に可視化して確認することができます。

【微博可視化分析ツール】

北京大学PKUVIS微博可视分析工具
http://vis.pku.edu.cn/weibova/weiboevents/

上記、微博可視化分析ツールを利用する時の注意点
分析したいURLの入力欄には
(1)分析したいページ(TOPページは不可)を表示させ、URLをコピーする。
(2)例:http://e.weibo.com/(ユーザID)/xxxxxxxxx/xxxxxx
(3)上記URLをそのままコピペして分析ボタンをクリックするとエラーが出ます。
http://weibo.com/(ユーザID)/xxxxxxxxx/xxxxxx
e.weibo.com→weibo.com(e.を削除してください。)


庵 博文

庵 博文
http://seamans.jp

株式会社 SeaMans Japan 代表取締役
2010年に自社開設した中国向けECサイトxinwei日本季。中国の若い女性に対する日本ファッション販売を、新浪微博達人のモデル、タレントに盛り上げてもらって実現している。本業のソフトウェア開発で20年以上取引のある中国との架け橋となるべきだという使命感から、ECサイトの準備、運営、集客を通じて得た経験と自らが利用しながら構築してきたシステムを、2012年からは日本国内企業に提供開始している。
中国のECユーザ集客に使用した新浪微博では9万人の粉丝を獲得するに至り、中国に進出した日系企業中4位となる。中国進出前は勿論、進出後にも発生する様々な問題のサポートを、南京にあるSeaMans Chinaとの協力体制により実現する。
中国向けECサイト:http://xinwei.co.jp/
新浪微博アカウント:http://weibo.com/jxinwei
日本国内企業サイト:http://seamans.jp

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