中国消費市場を牽引する「90後」を10の特徴で理解


  何年か前から、マスコミでは中国の消費主流は80後(1980年代の生まれ)と主張してきた。どうも中国では世代交代が速いので、今中国国内消費を担うのは間違いなく90後(1990年代の生まれ)世代になった。

  中国のマスコミでは60後の世代(1960年代の生まれ)の特徴を「信仰」、70後の世代(1970年代の生まれ)の特徴を「責任」、80後の世代の特徴を「個性」とそれぞれ一言で言えるけど、90後の世代の特徴はもっと複雑で、しかも矛盾している所もあるから、単純のひと言でなかなか表せないと困惑を隠せないようだ。 

  さて、中国の90後の特徴は幾つか簡単で挙げてみよう。

  (1)平均IQが高い、好奇心旺盛、新しい物事を受け入れる能力が高い。
  (2)自分なりのスキルを持っている。
  (3)自信を持っているけど、敏感で利己主義である。
  (4)大人が理解できない趣味を持っている。
  (5)中国社会の主流思想、価値観をしっかり理解している。しかもより現実的な価値観を持っている世俗的な世代である。
  (6)個人消費概念が強いけど、ブランド志向が著しい。周りの人に影響されやすい。
  (7)積極的に成功、名誉を求める。
  (8)自己主張が強いけど、チームへの忠誠心を欠如。
  (9)情報が氾濫しているインターネットの時代で、情報、知識が豊富の代わりに心の豊かさをあまり感じていない。
  (10)よりエンターテインメント。非主流文化を好む。などなど。

  上海師範大学のレポートによると、中国で進んだ「就職難」の中、90後大学生は「まず就職して、それから職業を選択する」という考え方の持ち主は3割を超えた。また個人消費について、9割以上の90後大学生は「収入と消費のバランスをよく考える賢明な消費」を選んだという。

  90後世代はすでに消費市場の主力になりつつ、彼らの特徴をよく研究して、彼らの受け入れやすい商品やサービスを提供できるかどうか、これは日本の企業にとって、巨大な中国市場で勝ち抜くひとつの重要なヒントではないかと思う。


林 剛

林 剛
http://jp-vision.jp/

株式会社ジェーピービジョン 代表取締役
中国出身。来日12年。宮崎産業経営大学を卒業後、建設会社、商社を経て、2011年に株式会社ジェーピービジョンを設立、代表取締役就任。現在日本の中小企業に向けて中国調達・中国進出事業をサポートさせて頂いております。日本のことを積極的に中国に発信、中国のことを正しく日本に伝えることが自分の使命だと思います。 

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