1億人が使うチャットアプリ「微信」の実力を紹介します


  「微信」をご存じでしょうか?QQでおなじみのテンセントが2011年1月にリリースした無料のチャットアプリで、2012年の3月末にはユーザーが1億を突破しました。


  【微信・公式サイト】

  http://weixin.qq.com/

  微信は、今中国で若者たちに流行している、もはや普及してきているツールです。

  ・QQのチャットアプリツール

  テンセントはよい意味でパクリを昇華させるのが得意なのですが、この微信も、あらゆるところに模倣のエッセンスを感じさせつつ、それを改良、合体させることでものすごく使いやすくなっています。

  筆者にとっては家族・友人、さらには仕事でも欠かせないツールになっています。中国在住者を中心に、最近では日本人ユーザーも増えています。イメージは中国版LINEに近いです。まあLINEの方がリリースがあとですが。

  ・メイン機能はトランシーバー!? 

  使い方はLINEに近いものがありますが、さまざまな機能の中で、中国人にもっともよく使われているのは音声メッセージ機能です。微信のリリースの前後の中国では、Talkboxという音声メッセージをやりとりするアプリが流行していました。

  トランシーバーのように、音声をお互いにやりとりできます。日本人的視点からすると、ちょっと違和感があるかもしれませんが、「おしゃべり」が大好きな若い子たちに大流行しました。文字よりも気軽、そして距離が近く感じられます。確かに。そしてそれが微信の一番の人気機能にもなっています。

(LINEにも今年の4月から音声メッセージ機能が追加されました)

  ちなみにLINEで大人気のスタンプ機能ですが、微信にも似た機能があります。種類が少ないかわりに、手持ちの画像をスタンプのように使うことができます。

  ・そして微信にはソーシャル機能も。

  「Path」に近い、友人限定のSNSです。

微信のSNS

  写真をアップしたり、それに対して「いいねマーク」を付けたり、コメントを書いたりできます。(コメントは友人しか見られないので、友人Aの写真にAの友人だが自分が知らない人Bがコメントしてやりとりがあると、AとBの会話がAの独り言に見えたりもします・・・)

  さらに微信は、設定しだいでは自分の位置を知らない人にも公開でき、「近くにいる人」を探してチャットする、というかなりオープンな使い方も可能。一方で、お互い電話帳に登録していても、

  メンバーリストへの追加を許可制にするかなりクローズドな使い方も可能。プライバシー設定はかなり細かく設定できるところもうれしい。ちなみに微信は冒頭のオフィシャルサイトからiOS版、Android版、WindowsPhone版、Symbian版を入手できます。QQとバッティングしたり、音声メッセージがメインだからか、LINEのようにPC版はまだないようです。


湯 佳寧

湯 佳寧
http://www.concierge.com.cn

株式会社チャイナ・コンシェルジュ上海支社 「Concierge上海」編集長
1982年中国・天津生まれ。80年代の日本留学ブームで両親が日本へ留学し、91年に後を追い日本へ移住。小中高と埼玉で日本人と同じ環境に学び、暮らし、2001年日本国籍へ帰化。大学在学中の04年に上海・復旦大学へ留学したのをきっかけに、中国への興味が増し、卒業後上海で就職。07年Concierge編集部に入社。09年より編集チーフ、10年より編集長。東京外国語大学卒。

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