中国人が日本人と離婚した後の、ビザの変更について


  たとえば、中国人女性が、日本人男性と結婚し、日本国籍の子供ができたけれども、その後夫婦の仲がうまくいかなくなり、離婚することになった。離婚した後も日本に残り、子供を育てていかなくてはならないけれども、離婚後のビザはどうしたらいいか。

  こういったご相談はよくいただきますが、まず日本人と中国人が結婚をすると、当該中国人は、「日本人の配偶者等在留資格」を得ます。日本人と離婚をすると、日本人の配偶者としての地位を失い、その地位に対して与えられる「日本人の配偶者等在留資格」も失います。

  日本人の夫との間に日本国籍の子供がいる場合、その離婚した中国人の女性は日本人の母親の地位がありますので、この方が、子供の親権者として、また実際に監護や養育を行っている場合には、「定住者」としての在留資格が認められます。

  定住者の在留資格については、日本人配偶者等の在留資格と同じく、日本においての活動について制限がないので、収入を得るための活動を自由にすることができます

  また、定住者としての在留期間によって、永住許可の申請も可能です。気を付けていただきたい点は、日本人である子供がいる場合であっても、当該中国人の方が、自らの下で養育監護していない場合は、定住者在留資格の取扱い対象にはなりません。また、日本人の配偶者であったが、子供がいない場合でも、日本での滞在期間が長期間に及び、生活の本拠が日本にあり、収入が確保されているのであれば、定住者の在留資格に該当すると認められる場合があります。


岩井 紀恵

岩井 紀恵
http://www.apiaso.com/

中国・北京での留学経験から中国人社会に精通しており、在日華人ネットワークとのつながりも深い。日本におけるアジア特に中国の方と業務および生活にも密着しており、メディアにも在日華人事情に詳しい行政書士として紹介される。
1. 中国人の日常のビザ相談に始まり、中国企業の日本進出をサポート。
2. 東京や上海での対日投資セミナー等での講師として、日本語や中国語での講演活動。
3. 法人設立・ビザ取得・人材確保・不動産売買と、ワンストップでのサービスを提供。

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