「中国人だから」「日本人だから」という大雑把な判断は危険


  今日上海から帰国しましたが、今回の出張で愕然としたのが、中国人をだましている日本人の話にいくつも遭遇したこと。過去の日本のバブル期に甘い汁を吸った年代の方が多いような気がしましたが、日本の商材が集められる会社を作るから出資をしないか?とか、中国人が日本との貿易を考えている際に「私に任せておけば日本の貿易はすべてなんでもなる」といって一定期間雇用を受け、一切成果を出していない人たちの話でした。

  気の毒は出資したり雇用した中国人、「今、日本は大変だから仕方がない。お金がないなら私の店で好きなだけご飯を食べるといい。」といって、自らがオーナーになっている飲食店での支払いをすべて免除したりしていました。詳しく実態を聞くと、ひどい。

  実際にはチャネルになっていないのに、さも出来ると話していることが、日本側にいるものからするとわかってしまいます。日本人も中国ビジネスに参画をする際に、「内地事情に詳しいと思われる」中国人や中国通の日本人に対して藁にすがる思いで信用して痛い目にあうケースがあると思いますが、逆もしかりなのです。

  中国と日本のビジネス環境が近くなってきている今、しっかり相手を見つめる目が必要になります。大雑把に中国人だから、日本人だからといって、性格や行動を判断するのは危険ではないでしょうか?


渡邊 竜一

渡邊 竜一

株式会社アジア・メディアプロモーション 代表取締役
中国市場への情報サービス事業を提供。観光まちづくりに映画を用いて地域参加を促す手法を長年構築し、近年顕在化している中国市場への対応を広範にわたり地域へコンサルティングしている。
観光庁「スクリーンツーリズム促進プロジェクト」委員
映画『非誠勿擾(邦題:狙った恋の落とし方。)』国内配給プロデュース
秋田大館市活性化映画『ハナばあちゃん わたしのヤマのカミサマ』プロデューサー
ホテル京阪 亜細亜圏市場開拓特別顧問
青森県中国取組戦略検討委員会委員 等

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著書


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