ラーメンブームに続くB級グルメの香港進出 2012年は”カレー”


  1年ちょっと前から香港では毎月のように新しいラーメン屋がオープンし続けています。この空前のラーメンブームは2010年の9月に始まったように思えます。2010年9月、日本のラーメン凪が「豚王」として香港に進出しました。

  稀に見る慎ましい海外進出で、わずか10席を備えた屋台風の店で3種類のラーメンメニューを備えてのオープンでした。「香港人には選択肢が重要」というのが通説で、香港にある日系のラーメン屋さんでも10種類以上のメニューを用意していることは珍しくありません。豊富なメニューから選べることが重要とされているからです。

  また、香港の日系のラーメン屋はローカルの飲食店より格式が高くゆったりとした店ばかりで、多くが飲食ビルやモールに入っているものでしたが、「豚王」は食べたらすぐに席を立たなければならないような屋台風の作りで、しかも路面店でした。そういう意味でとても「型破り」で斬新だったのを覚えています。

  味も日本で食べるラーメンそのままですぐに話題になりました。多くの人が詰め寄せますが店には僅か10席しかありません。店の前には行列ができ、その行列がまた話題を呼びました。「豚王」は一躍人気店となり、今では銅鑼湾に2号店をオープンし、2号店も連日行列が耐えません。

  この後、多くのラーメン屋が香港進出を果たし、香港版「ぐるナビ」といえる口コミグルメサイト「Openrice」の人気店上位にラーメン屋が名を連ねています。このラーメン人気に次いで、2012年に入ってからはカレーチェーンが進出を果たし、注目されています。


大塚 佳菜

大塚 佳菜
http://www.concierge.com.cn

株式会社チャイナ・コンシェルジュ香港支社 「Concierge香港」副編集長
1982年東京生まれ。幼少時に父親の仕事の関係で9年間香港で暮らす。日本の高校・大学に進学し、卒業後は映画祭を主催するNPOに就職。海外渉外を担当する中で、思春期を過ごした香港に戻りたいという気持ちが強くなり08年Concierge香港・編集部に入社。香港の魅力を発信するというミッションのもと香港のニュースを追いかける日々。

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著書


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