上海に長く住んでも、現地のことが分からない理由とは?


  このコラムでは「上海の現地フリーマガジンの編集長」として上海の情報をみなさんにお伝えしようと思います。

  ただし私、上海のこと、わかりません。

  上海で暮らすようになってから5年。郊外も含めて上海の隅々を歩いてきました。上海で暮らす中国人にも、日本人にも、欧米人、その他の外国人にもたくさん会ってきました。

  それでも全く分からないのです。

  ひとつには、変化が激しい、ということがあります。

  例えば「TalkBox」というアプリが若者の間で流行っていると聞いたらそれと同じような機能を搭載した「微信」があっという間にシェアを伸ばしてしまいました。「ほうほう、こうなのか」と思っていると1カ月後には事情が変わってしまいます。

  もうひとつは、多種多様すぎる、ということがあります。

  隣りあうマンションの家賃が同じ広さなのに10倍以上違うのはよくあることです。ちなみに私、今日のお昼は10元でしたが、夜は200元しました。平均ってなんでしょう……?

  もっともっとたくさんの「わからないワケ」が上海にはあります。

  だからこのコラムでは、できるだけリアルタイムに(すぐ変わってしまうから)上海の細かい情報を拾い(ケーススタディとして見ていただき)どのような街か、ではなく(残念ながらその予想は大体の場合外れます)上海ではこういうことが起きている、こういう人がいる(というのは事実です)という風に読んでいただければと思います。

次回から。


湯 佳寧

湯 佳寧
http://www.concierge.com.cn

株式会社チャイナ・コンシェルジュ上海支社 「Concierge上海」編集長
1982年中国・天津生まれ。80年代の日本留学ブームで両親が日本へ留学し、91年に後を追い日本へ移住。小中高と埼玉で日本人と同じ環境に学び、暮らし、2001年日本国籍へ帰化。大学在学中の04年に上海・復旦大学へ留学したのをきっかけに、中国への興味が増し、卒業後上海で就職。07年Concierge編集部に入社。09年より編集チーフ、10年より編集長。東京外国語大学卒。

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