「日本の化粧品をもっと売る!」方法 中国女性消費者の理解が鍵

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  中国における日本の化粧品のブランド力は絶大です。欧米の化粧品に対し「アジア人の肌に合うように作られている」、そして韓国の化粧品よりも「品質が良い」として中国女性から高い支持を得ています。

  しかし、これに胡坐をかいてはいられません。2011年の販売額が前期に比べ18.9%も増加(中国国家統計局の統計による)高い成長率を維持する中国化粧品市場は、世界中のメーカーが狙いを定める競争の厳しい市場でもあります。

  ランコムなど欧米系化粧品メーカーは巨額の広告費を投下、派手で大々的な広告により“高級”なイメージを定着させています。又、韓国化粧品メーカーも、中国でも人気がある韓国ドラマを活用したテレビショッピングを数多く展開、店舗販売でもThe Face Shop等が、肌に優しい「天然成分」と日本の化粧品などよりも少し安めの「価格合理性」をウリに、若者を中心に売り上げを伸ばしています。

  今後日本の化粧品は、日本ブランド力を最大限に生かすのはもとより、積極的に攻める戦略が必要です。

  では、どう攻めれば良いのでしょうか?
  そのヒントはユーザーである中国女性消費者にあります。

  物を買ってもらうのに、基本はどこの国でも同じ。消費者を知り、そのニーズをとらえた物を作り、知らせ、入手しやすい方法で提供する、これに尽きます。法的規制のクリア、販路開拓など、ビジネスを作る枠組みがなければ当然ビジネスはできませんが、苦労して市場に投入できたとしても、その商品がそもそも中国人に受け入れない商品であれば、それらの苦労も水の泡、とても売れるところまでたどり着きません。やはり何をおいても消費者理解が最優先なのです。

  そこで弊社は、中国女性消費者の理解を深める為、2011年7月北京・上海・広州・成都の中国4大都市で家庭訪問を実施しました。日本企業がターゲットとすべき中間層・富裕層に属する20代、30代の女性に絞りこんでの調査です。この調査結果については、次回以降、数回に分けてお伝えしていきます。

  リアルな中国人の暮らしの中には、そこかしこにビジネスヒントがころがっており、まさに宝の山でした。御社のビジネスに少しでもお役に立てれば幸いです。

沖野 真紀

沖野 真紀
http://librakk.biz/

リブラ株式会社 代表取締役
1974年兵庫県宝塚市生まれ。司法書士。
関西大学法学部卒業後、司法書士事務所勤務を経て、ゴールドマン・サックスに入社。7年間にわたり投資の第一線で働く。その後、中国経済の将来性に魅せられ同社を退社し、北京大学に留学。帰国後、中国女性マーケティング会社リブラ㈱を設立し、現在に至る。趣味は「美容」で、月刊誌「25ans ヴァンサンカン」(ハースト婦人画報社刊)のビューティ・メダリストとしても活躍中。2011年、書籍「中国経済を牽引する女性消費者のリアル」を出版。アマゾンでビジネス・経済部門、海外進出分野で1位を獲得。

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