リゾート投資で賑わう「非誠勿擾」続編のロケ地


1988年に31番目の省としての海南省誕生以降、急速にインフラの整備が進んだ海南島。

90年代に入ると経済特区に指定されたことで、一気に投資ブームが起こり、島の最南端の三亜市からリゾート開発が行われた中国屈指のリゾート地です。

中央政府国務院によると、2009年に発表になった海南国際観光島の建設等に関する意見において、2020年までに海南島を世界一流の国際海洋リゾート地にするということで、今後5年余りの間に50億元を投資することになるそうです。また、既に海口市と三亜市のほぼ中間にあたる博鰲(ボアオ)にも来年、海口・三亜に続く第三の国際空港を開港する予定だそうです。

北海道に中国人観光客ブームを巻き起こした映画『非誠勿擾(邦題「狙った恋の落とし方。」』その映画の続編が撮影されたのが、この海南島です。映画全体の約3分の2近くがここで撮影されました。

三亜国際空港は、木がふんだんに使われている南国ムードがあふれる空港です。何度も印象的なシーンに登場します。そういえば、パート1でも登場しましたが、笑笑役のスー・チーが来ているキャビンアテンダントの制服は、海南航空のものですね。

そして、物語の大半が撮影されたのが、「人間天堂・鳥巣度暇村(鳥の巣リゾート村)」です。三亜・亜龍湾高台“亜龍湾熱帯森林公園”内にある2009年にオープンしたばかりのオール・ヴィラのこのホテルは、ポスターでもホテル内のつり橋が使われました。北海道への傷心旅行を経て、恋に落ちた秦奮と笑笑は、この地で結婚に向けた歩みを始めます。北海道同様に、中国本土からの観光客の目的の一つとして、この映画のロケ地も大変な人気となっているようです。

昨年1年間で中国本土から約1,300万人もの観光客が来訪した海南島。日本のPRの有効な場所としても注目したいと思います。


渡邊 竜一

渡邊 竜一

株式会社アジア・メディアプロモーション 代表取締役
中国市場への情報サービス事業を提供。観光まちづくりに映画を用いて地域参加を促す手法を長年構築し、近年顕在化している中国市場への対応を広範にわたり地域へコンサルティングしている。
観光庁「スクリーンツーリズム促進プロジェクト」委員
映画『非誠勿擾(邦題:狙った恋の落とし方。)』国内配給プロデュース
秋田大館市活性化映画『ハナばあちゃん わたしのヤマのカミサマ』プロデューサー
ホテル京阪 亜細亜圏市場開拓特別顧問
青森県中国取組戦略検討委員会委員 等

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著書


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