タオバオ韓流ブーム


中国では、韓国商品の人気が高い。

携帯電話では、サムソンが若者に人気があり、家電でもLGが活躍し、北京のタクシーもほぼ全てがヒュンダイの車である。日本でも「冬のソナタ」が一大ブームを巻き起こしたが、中国でも韓国ドラマや映画が放送されており、韓流スターや歌手も人気がある。韓国への買い物ツアーの他にも、最近では韓国美容整形ツアーも組まれている。
アパレルやアクセサリー、化粧品、つけ睫毛やネイルも韓国のものに注目が集まっており、これは日本ほど高くなく、中国のものよりセンスがあってかわいいというのがもっぱらよく聞く理由である。

そんな中、2011年1月15日、タオバオモールの中に、韓国館がオープンした。
http://korea.tmall.com/

もともとタオバオには香港館はあったが、海外館としては、2つ目ということになる。(ちなみに、台湾館もcoming soonと書かれている。)この韓国館には、86の韓国ブランドが入って、オープンした。日本のタオジャパンとは異なり、現地に進出している企業が出店しているため、言語も自然な中国語であり、送料も国内のものだけなので安い。ファッション系アイテムが多い他、LGやサムソンの商品も販売されている。オープンから約1ヶ月半が過ぎ、売れている商品・店舗も出てきている。

韓国は国内市場が大きくないからという理由もあるのだろうが、早くから韓国企業が中国に進出し、本格的に取り組んでいる。サムソンやLGが人気になっている理由も、優秀な人材を、2,3年という短期間でなく、10年単位で、しかも家族ごと駐在させ、本腰を入れて、マーケティングに取り組んでいるという。中国人の若者や主婦のニーズはどのようなところにあるかを研究し、韓国の商品をそのまま持ってくるのではなく、中国市場に合わせて商品を開発し、投入している。これからは中国で活躍出来る会社が、世界で活躍できるのだと、本気で中国市場に取り組んでいる。

そんな韓国の中国市場への取り組む姿勢を見習いたいものである。


山本 達郎

山本 達郎
http://www.logras.jp/

北京龍楽広告有限公司(北京ログラス) 総経理/CEO
1980年生まれ 慶應義塾大学法学部卒業。在学中に「ログラル個人指導塾」を立ち上げ、3年間経営を行い売却。大学卒業後、中国 北京語言大学にて中国語を学び、アメリカ カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)でPre-MBAコースを修了し、帰国。2006年4月に、中国で北京龍楽広告有限公司(北京ログラス)を設立。2011年1月、アエラの「中国に勝った日本人100人」に選ばれる。2013年1月に日本でも法人を設立。
著書に『中国巨大ECサイト・タオバオの正体』(2010年6月)、『中国版ツイッター ウェイボーを攻略せよ!』(2012年4月)共にワニブックス出版がある。
■事業内容:SEM、中国EC事業、ウェイボー、WEB制作等インターネット広告
http://facebook.com/tatsuoyamamoto93
http://weibo.com/shanbendalang
http://www.lograr.net/(日本法人HP)

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