お酒も日本旅行の大きな魅力の一つ 中国人観光客の近未来(7)


先の国慶節(10月初頭の建国記念日休暇)まっただ中、私の旧友の中国人家族は北海道旅行を満喫していました。この日中情勢の下でもキャンセルするなどということは全く考えなかったようです。
民間レベルでの需要はまだまだ強いと思われます。今回は家族旅行ということもあり、団体のバスで札幌、小樽、函館を巡って一週間くらいで帰国しました。

帰国後、「どうだった?」と感想を聞いたところ、「とてもよかったよ。紅葉にはまだちょっと早かったみたいだけど。」という返事とともに返ってきたのが「ビールをたくさん飲んだ。とても美味しかったよ。」という感想でした。

彼とは数年来の付き合いがありますが、いまだかつてビールはおろかお酒を飲んでいるのも一度も見たことがなかったので(結婚式などのおめでたい席でもです)この答えには驚きました。
そういえば夏に東京を訪れた(このヘッドラインでもしばしば紹介している)女性2人組も中国では全くお酒を飲まず、今までの訪日しても飲まなかったのにもかかわらず先の東京旅行ではサワーを飲んでいたのを思いだし(下記写真はそのときのもの)、中国での最近の飲酒事情がどうなのか、聴いてみました。

今回北海道を訪れた中国人は普段はワインを飲んでいて、主に接待などの社交のとき、ということのようです。ビールは普段あまり飲まないけども、日本で飲むビールは特別美味しいので今回は痛飲した、ということのようです。
確かに日本のビールは繊細で、中国の日本ファンの間では今後どんどん人気が高まるでしょう。日本人が第三のビールやノンアルコールに流れていく中、日本のビールは中国人に消費されるようになっていくのかもしれません。



(写真下記:上海の中国人ホームパーティで並ぶワインと牛乳。日本を観光した中国人による写真とコメントの詳細はこちらをご参照ください。


池田 力哉

池田 力哉
http://www.global-mktg.com

グローバルマーケティング&コンサルティング代表
東京大学文学部英語英米文学科卒業。大手外資系広告会社マッキャンエリクソンにおいて20年以上にわたりネスレ、J&J、マスターカード、日立、ディズニーランド等数々のグローバル企業の日本及び中国でのマーケティング・広告活動を支援。2009年独立し、中国人エグゼクティブと新たな中国マーケティングの世界を切り開くべく多様なプロジェクトを展開中。(拙ブログ「グローバルマーケティングを考える http://yumenohonya.blogspot.com/ にてご紹介中。)海外の人とすぐに打ち解け、ビジネス関係を築けるコミュニケーション力を最大の強みとする。(TOEIC945点、中国語検定3級)

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